自分で飲んで美味いと思った日本酒と本格焼酎、そして愛用してる児島ジーンズも売ってる変な酒屋です

昔の方が『繋がりの経済』だったと思うんです。

2017/05/18
 
この記事を書いている人 - WRITER -
佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

 

No.678

 

昔の方が繋がりの経済だった

 

昔は繋がりが強かった

まだ僕が幼稚園に入るか入らないかの頃、浪江の町中をリヤカーを引いてラッパを吹きながら売り歩いてる豆腐屋さんがいました。

夕食の用意をしている時にラッパの音が聞こえると母ちゃんに「豆腐屋さん来たから買ってきて」とボールと代金を渡されて、走って追いかけてちょっと怖いおじちゃんに「豆腐ください」ってボールと代金を渡しておつかいをしていました。

買って帰ると母ちゃんに「あそこの豆腐は美味しいんだよね〜ありがとうね!」って言われて、褒められて大人になった気がしたのを覚えています。

それからおつかいと言えば「○○屋さんに行って○○買ってきてくれる?」って頼まれると、褒められるのとお駄賃をもらえるのが楽しくて喜んで行っていました。

買い物に行っておつりがあればお駄賃としてもらえるし、おつりがない時にはお店屋さんが何かしらちょっとしたお菓子をくれるんです。

それが小さい時は凄く嬉しかったんですよね。

 

指定されてた

今になって思うんですが、どこで買っても同じ物なのに当時は【○○屋さんの】とか【誰々さんの】とか指定して買ってたんじゃないかと思います。

今のように物が溢れどこでも買えるって時代じゃなかったのはありますけど、それでも豆腐を売ってるお店は何軒かありましたし、野菜だって魚だってそれこそ何軒もあったと思います。

だけど昔は【買う場所】とか【買う相手】は昔馴染みで信用してるからって理由で選んでいたことが多かったように思います。

今だと『〇〇買ってきて』と言われて『どこで?』と聞いても『買えればどこでもいいよ』って答えが返ってきてしまうことが多いですよね。

だってどこでも買えるんだからどこでもいいんですよね。

その中でも選ばれるようにしていかなければいけないんだと思います。

 

お店同士の繋がりも

○○屋さんの繋がりも太く、引っ越してきた人とかがどこに行ってかったらいいかわからない時は、八百屋さんに行って「お魚買うのってどこがいいの?」って聞けば「○○屋さんの魚は鮮度がいいよ!ウチで聞いたって言ってごらん。おまけしてくれるかもよ」なんて教えあっていたような気がします。

ちょっとだけ思ったのが、今よりも昔の方が≪繋がりでの商売≫をしていたんじゃないかなぁって。

逆を言うと昔の方が≪繋がりがないと商売にならない≫ってことだったのかなぁって。

僕は今生まれ育った地元じゃなくいわき市に移転してお店を再開していますが、昔馴染みで商売していたってことを考えると、もっともっとお客様との繋がりを強くしていかなければならないんだと改めて思いました。

その為にはきていただいたお客様に喜んでもらえるようにしなければいけないし、SNSで自分を知ってもらってこんなヤツがやってる酒屋に行ってみたいと思っていただけるようにしていかなければいけないなぁと、昔のことを思い出したゴールデンウィークでした。

 

 

 

 

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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

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