自分の好きな日本酒と本格焼酎、児島ジーンズも売ってる変な酒屋です

雑誌に載ってるお酒を扱ってたら今頃どうなってたんだろうって考えてみました

 
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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

 

 

 

※決して雑誌に載ってるお酒がダメだってことじゃ無くて、あくまでも僕個人の意見として捉えていただけるとありがたいです。
さらにはウチで扱っている商品でも一部プレミア価格で販売されたり雑誌に掲載されているお酒がありますが、僕の中での判断基準はソコでは無く自分で美味いと思ったお酒ってことが大前提ですので、誤解ないようによろしくお願いします。

 

お酒の雑誌が出ると読んじゃうんですけど、そんな時にいつも思うのは「雑誌に載ってるようなお酒をたくさん扱ってたら今どうなってたんだろう」ってこと。

確かに雑誌の載ったお酒は一気に人気になるし人気になってるから雑誌に載るんでしょうけど、そんなお酒をたくさん扱ってたらお店も忙しだろうなぁって思う反面、お酒の人気があるんだから僕のお店なのに僕がいなくても売れちゃうんだろうなぁって。

 

正直な話高校生のアルバイトの子でも売れちゃう訳ですよね。

おそらく説明しなくても売れちゃうと思うんです。

果たして僕はそれをやって楽しいのかな?って。

自分で探して蔵元さんに行って交渉して取り扱うことができたとして、そういったお酒ばかりを扱うことになったとして、もしそうなったら全国の蔵元さんを巡り仕入れるだけとか取引を決めるだけの仕事になってしまい店頭には立たなくなっちゃうんじゃ無いかって思うんです。

それはそれで商売の仕方なので全然問題ないですけどね。

最終的には僕が楽しいのか?ってことなんですよね。

自分の仕事を自分で楽しめてなかったら続かないですよね。

自分の仕事をイヤイヤやってたら楽しくないじゃないですか。

僕が本格焼酎に力を入れ始めたのは今から16〜7年前だったんですけど、きっかけは富乃宝山という芋焼酎に出会ったからです。

ウチでは扱ってないんですけどね。

当時酒屋さんで買ったんですけど、それまでの芋焼酎のイメージって臭くて店内で割っちゃったら2〜3日臭いが取れなくて、どちらかというとオジサンが飲むお酒って感じだったんですけど、富乃宝山を飲んだ時の印象は『なんだコレ?こんな柑橘系の香りがする芋焼酎があんの?こんな香りのだったら売れるじゃん!』って思ったんですよね。

最初は蔵元さんから直接仕入れられるなんて知らなくて、取引してた問屋さんに取れるだけの銘柄全てをリストアップしてもらって、手当たり次第に種類を増やしていきました。

実は当時蔵元さんに連絡したんですけど『一度桜島でも見に来てください』と言われ、その時は意味がわからなくて結局行けなくて取引できなかったんです。

それから僕の本格焼酎熱が上昇し色々な焼酎を買っては飲んで美味いと思ったら蔵元さんに連絡し、取引させてもらえるかお願いをしての繰り返しでした。

さらに『会限定商品』とかは代表の方のお店に行って色々とお話しさせていただいたりして入会させてもらい、蔵元さんと直接お取引させていただくことが増えてきました。

でも当然ながら当時は本格焼酎は売れてなかったので、お客様に伝えるところからのスタート。

何本も開封し香りを嗅いでもらったり車じゃないお客様には試飲してもらったり、車で試飲できないお客様には小瓶に移し替えて家に持ち帰って飲んでもらったり。

そんなことから始めましたね。

だって本格焼酎を飲むお客様いなかったんですもん。

上から目線な言い方かもしれないですけど『自分が好きな商品を育てる』感じ。

でもその飲んでくれたお客様が次に来た時に「こないだの美味かったな!次はなんかオススメないの?」って言われた時は本当に嬉しかったです。

その時に超メジャー級の商品を扱っていたら、もしかしたら僕は新しい商品を探すことをしなかったんじゃないかって思うんです。

その超メジャー級の商品があるだけでおそらくそこそこ商売になってただろうから。

そしたら今頃ウチのお店は無かったかもしれないです。

僕がつまらなくて続かなかったと思うから。

結局のところ僕は人と同じことが嫌っていう変わり者なんですよね。

でもその変わり者ってことが今となっては良かったと思ってます。

だって今の仕事が楽しいから。

今の自分の好きなものしか売ってないっていう超偏屈なスタイルが楽しいから。

酒屋なのにビールは売ってないけど児島ジーンズは売ってるっていうスタイルが楽しいんですよね。

まぁ普通一般的に見たら変わり者ですよ。

でも僕の中では変わり者バンザイ!ですね〜。

 

 

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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

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