自分の好きな日本酒と本格焼酎、児島ジーンズも売ってる変な酒屋です

もう立地条件とか関係ないんじゃないかなって思うんです

 
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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

 

 

 

 

震災前は浪江町駅の真ん前で徒歩15秒くらいの場所でお店をやっていました。

 

忘れられるのが怖かった

そんな場所でも忘れられないようにと毎月安売りのチラシを入れ、その経費だけでも月に2〜30万はかかっていましたね。

『もうチラシ入れなくてもいいんじゃね?』って親父に言った時も『チラシを入れなかったらお店を忘れられちゃうからダメだ!』と言われ、もうすでにお客様には【浪江駅前に安売りの酒屋があるって知られてるし、チラシ入れてる時以外もお客様は来てくれるんだから』と思ってた僕ですが、ある時1本の電話があり『チラシ見たんだけどお店ってどこにあるの?』って聞かれたので『どちらからお越しですか?』って聞いたら、ものすごく近所に住む方で『引っ越して半年くらいだけど、ここに酒屋さんあるの知らなかったよ』って言われて【全然知られてないじゃん!俺の思い過ごしだった…。】とショックを受けたことがありました。

安売りのお店から専門店に方向転換をし徐々にチラシの内容も変え、ここに行けば何か面白いのあるよって聞いたんだけどって言うお客様が増え、段々と定着はしていったのかなって思いました。

 

場所が変わり

震災後ですが幸いにも親父の実家である現在の場所があったので、震災の年の6月からとりあえず親父一人で再開させました。

まぁでも国道からすぐとはいっても入り口は狭いし初めての人では見落としてしまうくらい。

それが地元いわきの方であっても。

だって本当にわかりづらくて仲間の酒屋さんにも『お店紹介したいんだけど場所の説明が難しいから紹介しづらいよ(笑)』って言われるくらいなんですから(笑)

なんとかせねばと道路沿いに目立つ看板を自作したり業者さんにお願いして看板をつけてもらったり。

少しはわかりやすくなったと言われますけどね…。

その後さてどうしよう?って思ってた時に酒屋さんの勉強会で、エクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)主宰の藤村正宏先生の講演を聴いて【知られていないのは存在しないのと同じこと】というフレーズに衝撃を受け、これからのビジネスにSNSは必須ということで、それから毎日発信をし続けるようになりました。

 

とりあえず知ってもらうことから

いわき市でも一番わかりにくい場所に自分の好きな日本酒と本格焼酎だけを売ってて、おまけに酒屋なのに児島ジーンズを売ってる変な酒屋『酒のしのぶや』がありますよってことを知ってもらわなければ、いくらお店を開けてても誰も来てくれないのは当然のことなんですよね。

知る人ぞ知る店って言えばカッコ良く聞こえますけど、それって多くの方には知られてないってことなんですよね。

だからFacebookで個人で毎日発信し続けお店のページでも商品入荷情報を発信しました。

個人で繋がった人とはコミュニケーションが目的だったので商売をしようという気は全くなく、どちらかというと自分が楽しむために発信する感じで、商売のことはお店のページで商品のことを発信してお客様にウチで扱ってる商品を知ってもらい、こんなのを扱ってる酒屋がここにあるんだってことを知ってもらうことから始めました。

 

結果的には

Facebookとブログを毎日続けようと始めたんですけどそんな僕の発信を見て、去年と今年の2回福島県のローカル番組2つで取材していただけましたし、その放送を見てこられた方もいらっしゃいました。

去年放送されたものです

今年の春に放送されたものです

これだってSNSを通じて発信してなかったらありえなかったことですね。

そして発信し続けたからこそ知ってもらえることができたんだと思います。

もちろん商品も大事。

例えば僕が一般的に売られている様なビールとかパック酒とかの商品を扱っていたら、発信しても今の様にはならなかったんじゃないかと思うんです。

だから商品は大事。

でもそんな大事な商品を扱っていても知られていなければ何の意味もないですからね。

 

距離とか立地条件は関係なくなってきた

SNSで繋がってコミュニケーションをとっている人であれば日本全国どこへでも発送しています。

不特定多数に売っているんじゃなくて繋がった知っている人に発送してる感じですね。

だから発送している人で一度もリアルに会ったり話したりしたことがない人が多いです。

それでも毎日の発信で何をしているのかも知ってるし、僕がどういう思いで酒屋をやっているのかも知ってもらってると思います。

本当にSNSのおかげで距離なんて全く関係なくなりましたよね。

そして立地条件だって同じことです。

だってウチみたいなわかりづらい場所でも県内外からお客様に来ていただけるんですから。

一度でもご来店された方はご存知かと思いますけど、本当に国道からの入り口もわかりにくいですからね(笑)

それでもSNSで発信し続けることで知ってもらい忘れられない様にすることで、僕が好きな商品を見に来ていただいたり買いに来ていただけるんですからね。

本当にSNSを続けてきて良かったと思いますし、これからも忘れられない様に発信し続けていこうと思います。

 

 

 

 

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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

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