自分の好きな日本酒と本格焼酎、児島ジーンズも売ってる変な酒屋です

酒屋としてこれから何をしなければいけないのかってのを、僕なりに考えてみた個人的な意見です

 
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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

 

 

 

僕達酒屋は蔵元さんやメーカーさんが造ってくれたお酒を、仕入れて売るだけの言うなれば【物販商売】であって、自分達でお酒を造っているわけじゃ無いので蔵元さんやメーカーさんが造ってくれなければ商売になりませんし、蔵元さんやメーカーさんで自社のネットサイトのみでの販売になったり、大手ネットサイトのみでの販売なんてこともありえなくは無い話だと思っています。

現在ネットで探せば販売していないお酒ってないんじゃ無いかと思います。

だからこそ大手メーカーさんの商品であれば大量に仕入れて仕入れ価格を下げ1円でも安くといった価格勝負になってしまい、そうなった場合は資本力がある大手さんには太刀打ちできなくなると思います。

また有名銘柄を集め『他では手に入らない銘酒あります!』と謳ってみても、先ほども書いた通りネットで探せば買えなくも無いし(プレミア価格になる可能性もあります)、特約店であってもネット販売していれば家でコタツに入ってテレビを観ながらワンクリックで買えてしまうんですよね。

先輩の酒屋さんに

今は同業他社よりもネットの方が怖い

って言われて確かに家にいながらワンクリックで買えるからなぁって思ったことがありました。

ウチも僕が好きな銘柄の日本酒と本格焼酎だけを蔵元さんから直接仕入れて、いわき市内では他の酒屋さんと被っていない商品が多いんですけど、そんなこと言ったってネットで探したらいくらでも買える商品ですからね。

それとこれからはロボットが来店したお客様を接客したり飲食店さんやご自宅に配達したりと、もしかしたら人間がいなくても酒屋が成り立つかもしれないですよね。

お店に来たお客様がタッチパネルで『Yes/No』を選んでいくだけで、その日に飲みたいお酒を選んでくれたり、美味しい魚が手に入ったから合わせるお酒は?とかAIが選んでくれるってのはすでに始まっていますからね。

終了してしまいましたがあのAmazonBarもそんな感じで選んでいく形式になっていたそうで、Barで飲んだお酒が美味しかったらその場で注文ができて自宅に次の日には届くそうでした。

ね!

人間がいなくても酒屋はできる時代になってきてるんですよ。

だとしたら!

これからの酒屋の存在意義ってどこにあるんだろうって思ったんです。

商売の基本はお客様との会話

だと僕は教えられましたし、今まで僕もそう思って仕事をしてきました。

特にウチのお店は僕が好きな銘柄しか扱ってないので、お客様も初めて見るお酒がたくさんありまして、そのお酒をちゃんとお客様にご説明していかないといけないんですよね。

それにウチのお店は車じゃ無いと来れない街はずれの場所なので、お客様に試飲してもらうこともできないんで余計ですよね。

【飲酒運転ダメ!絶対!!】

味わいを言葉だけで伝えるのって凄く難しくて、自分で感じた味わいとお客様が感じた味わいに違いがないといえば嘘になるかと思います。

だって10人いたら10人の感じ方があるんですから。

しかもそれに正解も不正解もないんです。

自分の感覚でいいんで間違いじゃないし、僕も自分で伝えている味わいの説明は間違ってないと思ってます。

あくまでも『僕はこう感じました』ってレベルでのお話になるんですけど、それでも買っていただいて次にいらした時に『こないだオススメされたお酒美味かったよ。今日はなんかない?』なんて言われたら、本当に嬉しくなるし酒屋やってて良かったって思います。

今のウチのスタイルが正解なのかどうかはわかりませんけど、僕としては自分で好きなお酒しか売れないと思ってるし、単純に利益率が高いけど自分の思い入れのない商品はオススメできない性分なんで、今後もこのスタイルでやっていこうと思っています。

だったら酒屋としてウチの存在意義としては、有名・無名関係なく自分で好きなお酒だけを、買っていただいたお客様の晩酌が楽しくなったり幸せになってもらえるような商売を目指していかなければと思ってます。

誰かが生まれて酒を飲み、お祝い事で酒を飲み、誰かが亡くなって悲しみの酒を飲む。

古来よりそんな人生の節目節目でお酒は欠かせないものなんじゃないかと思ってまして、人生とお酒は切っても切り離せない存在であると僕は信じています。

だからこそ僕は【酒屋として酒を売り続けたい】と思っていまして、そこにはロボットとかAIじゃできない【人間】だからこそできることもあるし、【人間】じゃなきゃできない部分も多いと思ってます。

だからこそ商品ありきじゃなく人ありきの酒屋に僕はなりたいです!

なりたいじゃなくてなっていきます!!!

それと【ご縁】を大切にしていきたいですね。

お客様も蔵元さんもメーカーさんも同業者の方も、良い出逢いが沢山あります【ご縁】はロボットやAIには真似ができないですからね。

ウチの商品を喜んでくださるお客様や、お客様に喜んでもらえるようにと一生懸命考えて造ってくださっている蔵元さんや仲間達は、本当に僕が人間で生きていくのに大切な財産だと思っています。

そんな【ご縁】をこれからも大切に商売をしていきます。

 

 

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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

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