自分の好きな日本酒と本格焼酎、児島ジーンズも売ってる変な酒屋です

『これは高いから当然美味いんだよね?』って聞かれたので僕なりの考えをお伝えしました

 
この記事を書いている人 - WRITER -
佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

 

 

 

高いお酒がマズイって言ってるわけじゃありませんので誤解の無いようにお願いします。

お酒を買いに来られたお客様が選んでいる時に『これって高いから当然美味いんだよね?』って聞かれることがあります。

これは日本酒や本格焼酎に限らず【高いお酒=美味いお酒】っていう方程式ができてしまっているんだと思うんですけど、僕個人的には【決してそうとも限らないんじゃないかな?】って思うんですよね。

 

日本酒の場合の価格は

そもそもなんで高いお酒があるのかってことからお伝えしますと、例えば日本酒の場合はまず食べるお米よりもお酒を造るお米の価格の方が高いんですよ。

しかも銘柄米(山田錦・雄町米etc)になれば当然さらにお米の価格が高くなります。

平成27年の農水省の調べによると山田錦(産地不問)で25,000円〜40,000円/60kg、美山錦(長野県産)で17,000円〜18,000円/60kgだそうで、山田錦に関しては魚沼産コシヒカリよりも高いですよね。

しかもそのお米を削るわけですから。

単純計算で50%精米であれば原価で倍の価格になってしまう計算になり、そこに諸々諸経費がかかり酒税と消費税の二重課税が課せられお酒の価格として設定されるのです。

例えば一番高い山田錦を使って精米50%で造れば必然的に価格の高いお酒になってしまうんです。

 

僕の持論ですが

本当に高いお酒=美味いなんでしょうか?

僕はそれは違うんじゃ無いかと思うんですよ。

あくまでも個人的意見ですし高いお酒がマズイっていう訳じゃなくて、高いお酒でも安いお酒でも自分の口に合うかどうかだと思うんですよね。

結局のところ最終的な判断は飲み手側にあるってこと。

例えば10,000円のお酒を飲んだとしても自分の口に合わなければ1万円が勿体無いって思うだろうし、1,000円のお酒を飲んだら自分の好みにピッタリ合うお酒で美味いとなれば安くても美味いお酒ってことになります。

実際に僕も巷で騒がれていて入手困難でプレミア価格で販売されているようなお酒を飲んだ事があったんですけど、自分の口には合わずに『話題が先行しちゃってるのかな?』って思った事がありました。

なので高いお酒だろうが安いお酒だろうが、最終的には自分の口に合うか合わないかの問題なんだと思うんですよね。

というか今の日本酒を造る技術においてマズイ酒なんて無いと僕は思ってます。

 

今は酒造好適米じゃなくても

日本酒を造る原料米(いわゆる酒造好適米)じゃなくても美味い酒って沢山ありますからね。

ウチで扱ってる広島県にある亀齢酒造さんで造られる『亀齢 純米辛口八拾』なんて、飯米で造られてる上に精米80%とお米の周りを2割しか磨いていないのに、低精白の純米酒の部門で日本一に選ばれてますからね。

極度のマスコミ嫌いなのでメディアではあまり取り上げられませんが、このお酒本当に美味いっすよ。

しかも純米の原酒なのに一升瓶で2,000円を切る価格でお財布にも優しい晩酌酒です。

って事で僕の持論としては

高いお酒は必ずしも美味いお酒なのかと聞かれたら、飲む方の口に合うか合わないかの問題なのでそこはなんとも言えませんが、今の技術で不味いお酒ってのは世の中にはないと思います

って事ですね。

 

 

 

 

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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

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