自分の好きな日本酒と本格焼酎、児島ジーンズも売ってる変な酒屋です

酒屋に生まれ酒屋として育ち酒屋としてやっていこうと決めた僕の思いを書いてみました

 
この記事を書いている人 - WRITER -
佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

 

 

酒屋に生まれ酒屋として育ち体育大学まで行かせてもらって中学・高校の体育教員免許まで取ったのにもかかわらず、誰に頼まれたわけでもないのに酒屋として生きていくことを決めた僕なんですけども、なぜ酒屋になろうと思ったか?・なぜ親父がやっていた業態から変えなければいけなかったのか?・今後の酒屋として何をしていくべきなのか?を、僕なりの意見として書き留めておきたいと思います。

 

なぜ酒屋になろうと思ったのか?

自営業の家庭に生まれ家業を継がないという友達も多くいましたが、酒屋を継がないという選択肢もある中でなんで酒屋を継ごうと思ったのか?

理由はいたってシンプルで自分の生まれ育った家が無くなっちゃうのが嫌だったんです。

まぁ誰かの下でこき使われて働くのも嫌だったんですけどね(笑)

なので大学卒業時に高校の監督に説得され、いわき市の高校3校から常勤講師と非常勤講師の依頼が来てたんですけど、高校の監督に言われた事に『Yes!』の返事しかなかった体育会系の掟を破って、先生になる道を断って酒屋家業を継承する道を進むことになりました。

だけど後悔もしてないしむしろ先生よりも酒屋の方が僕には合ってたのかなって思ってます。

今の先生って大変だし…。

体罰事件とかニュースになる度に奥さんに『先生やってなくて良かったね〜今だったら一発でクビだね〜』って言われるくらいですからね(笑)

 

なぜ業態変更しなけりゃいけなかったのか?

最初にお断りしておきますが僕は酒ディスカウントのお店を否定するつもりは全く無く、その業態でしっかりと売上を伸ばし利益を確保できているのであれば全然問題ないと思います。

じゃあなんで僕が業態変更しなければいけなかったのか?

一番の理由は自分で望んで入った仕事なのに僕が楽しくなかったんですね。

当然仕事を始めて一番下っ端で言われたことだけを淡々とこなしているだけの仕事で、当然自分で何かを見つけたり何かを提案したりなんてできませんでしたし、例え聞かれたとしても説得力のかけらもない若造だったんで、お客様がいらしてお酒のことを聞くのは必ず親父で店内にいない場合は『親父居ないの?』って聞かれて探しに行く感じ。

仮に僕が説明しても『お前にお酒の味なんてわかんの?』って言われたこともありましたし、凄く悔しい思いもたくさんしました。

ビールを買いに来たお客様が他店よりもウチが高いと言い出し、しまいには他店と同じ価格よりもさらに下げてくれと要求される始末…。

まぁ酒ディスカウントとしてやってきたんで価格に敏感なお客様が集まるのは仕方のないことなんですけど、その頃は【お客様は神様です!】って思って仕事してたんで理不尽なことを言われようと買っていただいてるという思いがあったんですね。

当然今も買っていただいてありがとうございますって気持ちはありますけど、お客様なら何をしてもいいの?ってのはちょっと違うと思うんですよね。

あっ!今はそういうお客様は来られなくなったので問題ないですよ!

今は自分の好きな日本酒と本格焼酎と児島ジーンズを売ってる変な酒屋ですけど、そういうのを求めて来られるお客様とお酒の話だったりジーンズの話をしてると楽しいですし、もちろん僕が知らない事をお客様から教えていただけるのも楽しいんですよね。

 

今後酒屋としてどうする?

あくまでも僕個人の意見ですけど酒屋として蔵元さんやメーカーさんが造ったお酒を仕入れて売るのも大切だと思います。

もちろんそれがないと僕達は仕事にならないです。

でももう一歩進んで飲んでくださるお客様をイメージして、自分達でお酒を造れたら楽しいだろうなって思うんです。

もちろん蔵元をやるということではなく、僕達の考えに賛同してくださる蔵元さんにお願いして、お客様が楽しく飲んでるイメージをして造っていけたらなって思うんですよね。

僕達酒屋は飲み手であるお客様と直接会話をして、お酒について色々と話ができるんですよ。

蔵元さんも酒の会とかではお客様と直接話す機会があるかと思いますけど、それよりも酒屋の僕達の方がお客様の生の声を聞くことが多いです。

それを蔵元さんにフィードバックして意見交換をし、そこで何か新しいものが生まれたら楽しいじゃないですか。

実現できるかどうかはわかりませんけど、実際に現在全国の6軒の酒屋さんで活動している『酒楽団』でも、蔵元さんにお願いをして本格焼酎を2種類発売することができ、造られた過程とか物語をお客様にお伝えし、実際に飲んでいただいて多くのお客様に喜んでいただくことができました。

酒屋の数が多いとか少ないとか有名とか有名じゃないとか、今の時代は関係なくなってきてるんじゃないかなって思うんですよね。

だからこそウチのような小さい酒屋でも今後もオリジナル商品を造って、仲間達と一緒に発信しながら作り上げていければと思っています。

そしてそれを飲んだお客様のSAKE LIFEが少しでも楽しくなってもらえたら、酒屋冥利に尽きるかなと思っております!

以上あくまでも僕個人的な意見なので参考にはならないと思います(笑)

 

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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

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