自分で飲んで美味いと思った日本酒と本格焼酎、そして愛用してる児島ジーンズも売ってる変な酒屋です

酒屋は先が無い商売だ!って聞きますけど、それって本当にそうなんですかね?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

酒屋ってダメなんですか?

【お酒を飲む若い人達が減ってきて酒屋なんて先が無い商売だ】ってよく聞きますけど、僕は本当にそうなのかなぁって思うんですよね。

あくまでも僕個人の意見だということは先にお断りしておきます。

酒屋が先の無い商売だっていうのは同業者の人でも言ってる人はいるのも事実なんですけど、僕が感じるのはそう言ってる人の多くが『バブルを経験して酒屋が売れてた時代を経験している人』なんじゃないかと思うんです。

実際ウチの親父も昔話のように『昔は高いお酒がバンバン売れてスナックさんなんかは何万円もするブランデーがガンガン売れたんだけどなぁ』って聞かされました。

テレビでもバブル時代は高級酒が飛ぶように売れ飲食店さんも潤い、札束が飛び交い「お釣りなんか要らない」ってのを見たことがありますけど、当時小学生だった僕はそんなこと知らないし、まして田舎の町でそんな光景を目にしたことがないので、テレビの中の世界の話なんじゃないの?くらいにしか思ってませんでした。

 

昔が良すぎただけじゃ無いのかなぁ

僕が仕事を始めた1995年はバブルも崩壊し通常通り?に戻ったような感じだったんじゃないですかね。

バブル時代が通常だったのであれば売れなくなったとか景気が悪くなったとかだと思うんですけど、昔友達の親父さんには『バブル時代の前に戻っただけの話だよ』と聞いたことがあったので、であれば【景気が戻った】が正解なんですかね。

で、その頃の商売を経験していない僕からしたら『そんな夢の時代と比べても…』って思う部分もあるわけですよ。

まぁそれ以外にも先が無いと言われる理由はあるんでしょうけどね。

 

やれることってないですか?

そもそも酒屋って本当に先が無い商売なんでしょうか?

大変なことがあるのはどんな商売だって同じなんじゃ無いですかね?

酒屋だけが特別大変ってことじゃないですもんね。

僕個人的には酒屋ってまだまだ楽しいことあんじゃ無いの?って思うんですよ。

『そんなことあるわけないだろ!』って思う人もいるんでしょうけど…。

今まであった蔵元さんが造ってくれた商品だけを売るのもいいんですけど、例えば自分達で飲んでるお客様のことを考えたり自分だったらこんなお酒が飲みたいって思った商品を、賛同してくれる蔵元さんで造ってもらって販売するとか。

お米とか何%精米だとか純米だとか大吟醸だとか何も考えずに、ただただ単純に美味いと思える日本酒を造ってもらって販売するだとか。

しかも専門店じゃなきゃダメとかいう縛りを無くして、お酒を扱う多くのお店でみんなで協力して販売していったりとか。

お酒だけじゃなくて食品とか商品名入りの衣類や前掛けとか通い袋なんかも面白いでしょうし、自分達の考えに賛同してくださるあらゆる企業さんとタッグを組んで色々な商品を作っていったら面白く無いですか?

僕はそんなことを考えてるだけで凄く楽しいし、まだまだ酒屋としてやれることっていっぱいあんじゃないの?って思うんですよね。

 

やる前からダメと思わない

そこまでには失敗もたくさんあると思いますけど、やってみてダメだったら違う方法を考えりゃいいだけで、やる前から『やってもダメだから』って思ってたら何も始まりませんからね。

現時点で僕に何ができるのかなんてわからないけど、今の僕だったら何もできてないので逆にできることしかないんじゃないかなって思います。

まぁ得意の【根拠のない自信】ってやつですけどね(笑)

だけど、酒屋に生まれて酒屋として生きていくって決めたからには『どうせダメだから』とか『どうせ先が無い商売だから』っていうのをぶち壊して楽しいことを楽しくやっていきたいんですよね。

そもそも【酒屋だからダメ】なんて事はないんですよ。

酒屋だからできる事・酒屋にしかできないことを考える方が楽しいんじゃないかなって僕は無責任ながら思います。

じゃないと飽きっぽい僕は続けられないから。

飽きっぽい僕が25年も酒屋を続けてこれたのは酒屋が楽しいからなんじゃないかなって自己分析ですけど思いますよ。

だからってことじゃないですけど酒屋は先が無い商売じゃなくて、まだまだやってない・まだまだやれてないことばかりなので楽しいことしか残ってないから大丈夫ですよ!って生意気ながら僕は思ってます。

 

 

 

No.938

 

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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

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