自分で飲んで美味いと思った日本酒と本格焼酎、そして愛用してる児島ジーンズも売ってる変な酒屋です

個人のSNSは履歴書であり、お店のSNSは会社案内だと思います

 
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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

先日の酒販店のセミナーで講師の先生が言ってた事なんですけど

とある蔵元さんに取材した時に『お酒を造っても売り先がない』って言ってた蔵元さんがいたんですよね。

これって結構重要な事だと思うんですよね。

だってせっかく美味いお酒を造ったとしても売り先がないとなれば、そのお酒を飲んでもらうことも知ってもらうこともできないし、そもそもその蔵元さんを知ってもらうことができないってことですからね。そしたら星の数ほどあるお酒の中に埋もれてしまうってことですよ。

国税庁の清酒製造業の概況で平成28年度調査分によると清酒蔵の件数は14,000軒で銘柄数は1万以上あると言われています。現在は若干減っているかもしれませんが本当に星の数ほどの銘柄があるわけで、その中で知ってもらうってのは本当に大変なことだと思うし、我々一般酒販店と言われている酒売り場も年々減少傾向にあり、その中で『ウチのお店はここにあるよ!こんな銘柄売ってるよ!』って知ってもらうことだって至難の技なんじゃないかと思います。

知られてなければ存在しないのと同じこと。

僕はこの言葉を4年前に同じ酒販店のセミナーでエクスペリエンス・マーケティング(=通称エクスマ)主催の藤村正宏先生(@exmascott)が言っていたのを聞いて衝撃を受けたのを今でも覚えています。

震災でいわきに移転したけどウチは他のお店と違う銘柄があるし、なによりも自分で美味いと思う銘柄を揃えてるから自然と知ってもらえる。

藤村先生の言葉を聞くまでは本当にそう思ってました。

今思えば本当にバカですよね。

そもそもここの場所に『酒のしのぶや』っていう酒販店があることすら知られてないのに、どうやってお客様はその知らない酒販店を見つけて場所を探して来てくれるんだ?って話ですよね。

そこからはFacebookとTwitterとブログで毎日発信して、色々な人と繋がりコミュニケーションをとってくようになったし、お店のFacebookページで商品案内をして【ウチのお店では自分で飲んで美味いと思ったこんな商品を扱ってますよ】と発信し続けていきました。

まずは【酒のしのぶや】って酒販店がココにあってこんなお酒を扱ってるってのを知ってもらうために発信し続けた感じですね。

僕が4年続けてきて思うのは【SNSで売り上げが上がるのはやり方次第だし即効性はない】ということです。そんな即効性があるんであればみなさんやってますよね。それでもやらないってことは売り上げがすぐに上がらないからじゃないですかね。やるかやらないかを決めるのは自分ですからやれないならやらなければいいんだと思います。ただ今の僕には『SNSをやらない』という選択肢はないです。

それと商品力は大事ってこと。いくらSNSで多くの方と繋がってもアサヒスーパードライがめちゃくちゃ好きだったとしても、ウチからわざわざ送料かけて買わないですよね?だから商品力は絶対大事だと僕は思います。

そして【ウチを知ってもらう】ことで思わぬ結果もありました。

気になるお酒があって蔵元さんに電話をした時に、当然ながら蔵元さんはいきなり電話した僕を「どこの誰だよ?」って思うと思うんですけど、電話でお話しして後日連絡をすると僕個人のFacebookやお店のFacebook、またはブログ等を読んで『〇〇扱ってるんですね〜』とか『酒屋さんでジーンズも売ってるんですね〜』とか話してない内容まで知ってるんです。

これも実際にウチであったことなんですけどSNSを見て来られる蔵元さんもいらっしゃるんですよ。そこからお取引が始まったこともありました。

だから僕が思うに『個人のSNSは履歴書だし、お店のSNSは会社案内』じゃないかと。これは僕がそう思うだけで違うかもしれないですけど、実際に自分で経験してるからそう思うんですよね。

もちろん紙媒体も大事だと思うし来ていただいた目の前のお客様を超絶大事にするってのは大前提ですけど、それプラスSNSなんじゃないかなって思います。だって僕もSNSやってなかったらって考えたらゾッとしますもんね。ゾッとするどころかもしかしたら酒販店を辞めていたかもしれないし、いわきにいないかもしれないって思えるくらい今の僕に取ってもお店にとっても大事なことだし、4年前にスマホばかり触っていてSNSをやってたら親父が「そんなのばっかり見てないで酒の1本でも売れるように考えろ!」って言われてましたけど、今となっては「今日入った新商品はあげたのか?」と逆に催促してくるほどまでに、SNSなんて見たことがない親父までSNSの重要性を理解してくれるようになりました。

何度も書きますけどSNSをやる・やらないは個人の自由だし、やらなくても大丈夫なら無理してやらなくてもいいんじゃないかとは思いますが、色々と商売の形も変わってきてるし時代の変化のスピードも速いので、僕にとってSNSは最重要事項であると思っています。

 

No.939

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佐藤 浩一
1972年 福島県双葉郡浪江町生まれ 元々は父親が酒ディスカウントとしてやっていたお店を専門店に方向転換し、福島県いわき市平で自分の好きな日本酒と本格焼酎を販売する酒屋『酒のしのぶや』三代目店主です。酒屋ですが正規販売店として児島ジーンズも販売しています。小学校6年生から続けて柔道は参段。最近はソニーα6000で写真を撮るのが好きです。

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