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【ひやおろし】って何よ?ってお話です

カテゴリー  2021.08.24

この時期になってくると日本酒で【ひやおろし】ってよく聞くけどなんなのよ?ってお話です。

【ひやおろし】って?

夏を過ぎ秋が深まってくると店頭に置かれる日本酒にも変化が見られ、酒販店や飲食店さんでこの季節に見かけるようになる「ひやおろし」という文字。

秋ごろ発売になる日本酒のラベルによく書かれてるけど実際「ひやおろし」ってなんなのよ?今回は、これからの季節に目にすることが多くなる「ひやおろし」って日本酒についてのお話を。

まず日本酒にはその状態を指す用語がいくつも存在して、日本酒を造る段階で「どの状態で瓶に入れられたのか」を指す用語が日本酒のラベルに銘柄と共に表記されることがあります。

じゃあ「ひやおろし」って日本酒を造る時の一体どの段階の事なの?って話なんですけど、まず日本酒は冬に醸造されて搾った後、お酒の劣化を防ぐために二度「火入れ」と呼ばれる加熱処理が行われます。

冬に搾られた状態のまま火入れをせずに卸される日本酒は「生酒」と呼ばれていて、お店で「このお酒って生生ですか?」なんて言ったりすると通っぽいです(笑)

で、「ひやおろし」ってのは日本酒を造る段階で二度目の「火入れ(加熱処理)」を行わず(大桶から樽に)卸され発売される日本酒のことなんですよ。

冬に搾った日本酒は、春以降に保存する時にこの「火入れ」を一度行って貯蔵されます。

秋になってきて外の気温と貯蔵庫の温度とが同じくらいになる頃に出てくる「ひやおろし」は、実は江戸時代に生まれたと言われていて、日本酒の温度で常温の意味を指す『冷や』の状態で『卸す(大桶から樽に)』ことから、そう呼ばれていて、これが「ひやおろし」の語源と言われています。

日本酒の「ひやおろし」の特徴は火入れ(加熱処理)を一度行ってから貯蔵したお酒であることです。

冬に搾ったまま卸した「生酒」がフレッシュな味わいなのに比べて、「ひやおろし」は一度火入れを加えた後に貯蔵庫で夏のあいだ寝かせてあるから時間によって程よく熟成されることで、搾りたての粗さが取れ味わいにまろやかな丸みが出て味わい深さとを楽しめるのが日本酒の「ひやおろし」の特徴なんです。

日本酒の「ひやおろし」が解禁されて市場に出回るのは一般的に毎年9月から11月ごろ(最近では8月下旬に発売されるお酒も)で、二度目の火入れをしないで夏の間貯蔵される「ひやおろし」は約3か月の間でも日本酒の味わいに変化が見られるんです。

9月ごろに出荷される「ひやおろし」は日本酒の粗さや苦みが夏の間にゆっくりと治まって、熟成された味わいというよりは比較的飲みやすく穏やかな味わいで、一方で同じ「ひやおろし」でも11月に出荷されるものは更に熟成が進んで旨味が増した濃厚な旨味を強く感じることができて、「ひやおろし」とされていても出荷された時期により味わいに少しずつ変化が楽しめるので、月が変わるごとに色々な「ひやおろし」を味わってみるのもオススメですよ。

この時期だからこそ秋の味覚と一緒に冷やしたり温めたりして楽しんでみては?

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